JPビルマネジメント

JPタワー名古屋/KITTE名古屋

Building outline建物概要

「JPタワー名古屋」は中部圏で有数の規模を誇る複合ビルです。
2010年12月に都市再生特別地区としての都市計画決定を受け、名駅エリアの機能更新(賑わいネットワーク形成、交通結節点としてのターミナル機能強化等)における重要プロジェクトとして、2015年11月に竣工しました。

オフィス棟と駐車場棟の2棟で構成され、オフィス棟の5階から39階には高品位・高機能を追求したオフィスフロアを配置。低層部分には商業施設「KITTE名古屋」や、郵便局、ゆうちょ銀行、ホール&カンファレンスを設置。1階から3階に3層吹抜けのアトリウムを設けて、イベント開催等により情報発信を行っています。

また、並木の続く歩行者空間の整備や、駐車場棟における緑化などにより、街に緑溢れる空間を創出。JR「名古屋」駅までオフィスエントランスのある2階の屋内通路で直結し、さらに地下通路で名鉄、近鉄、市営地下鉄各線へも接続するなど、利便性の高いアクセスを実現しています。

所在地 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番1号
敷地面積 約12,000平方メートル
延床面積 約181,000平方メートル
高さ 約195メートル
構造 鉄骨造・一部鉄骨鉄筋コンクリート造・制振構造
規模 地上40階、地下3階
用途 オフィス、商業施設、郵便局、カンファレンス、駐車場 等
竣工 2015年11月11日
事業主 日本郵便株式会社
名工建設株式会社
設計監理 株式会社日本設計
施工 株式会社竹中工務店

Facility Introduction / Sustainability施設紹介・サステナビリティの取り組み事例

壁面緑化

日射の遮蔽による室内冷房効率アップとCO2削減や猛暑における気温上昇の緩和、ヒートアイランド現象の軽減を期待し、低層棟の壁面の一部にグリーンカーテンウォールを設置しています。

自然エネルギーの利用

太陽光発電、風力発電、雨水利用など、自然エネルギーの利用によって建物自体の環境性能を高めています。

非常時退避施設

大規模災害発生時の帰宅困難者等の受け入れを想定したスペースとして、アトリウム等の活用が計画されています。災害発生時にはアトリウムのビジョンにおいて、緊急災害放送を配信することにより、帰宅困難者等に災害情報等を伝えることとしています。

防災備蓄

大規模災害の発生に備え、防災備蓄品を準備しています。水や食料に加え、簡易トイレ等の準備もあり、発災時には周辺施設と連携して対応を行う計画です。

耐震性能の確保

南海トラフ地震を想定し、地震の揺れを軽減する粘性体制振壁や鋼材ダンパー等の制振装置を各階に設置した制振構造を採用し、高い耐震性能を確保しています。制振部材には、従来の低降伏点鋼の約10倍の疲労耐久性を有するFe-Mn-Si系制振用合金を用いた制振ダンパーを採用しました。

トップへ戻る